鷹取山の石切場跡と磨崖仏

2026年2月21日土曜日

鷹取山 摩崖仏

t f B! P L
2月下旬、鷹取山を歩いてきました。
目的は、岩に彫られた仏像と、池子の石切場跡を見ること。
JR東逗子駅を出て神武寺の登山口へ。








住宅地の裏手の道は、しばらくすると土の匂いのする山道に変わります。
奈良時代創建という神武寺は、週末とは思えないほど静かでした。
境内を抜け、尾根道を進むと大きな岩場や鎖場が現れます。

















山頂ではクライミングを楽しむ人たちが岩に取りついていました。
あんなに近くで見るのは初めてで、思わず足を止めしばし見学。
自分は岩に腰を下ろして休憩。
同じ場所でも、楽しみ方はそれぞれですよね。






展望台からは三浦半島方面、振り返れば富士山方面まで見渡せました。
 この日は天気も良く暖かな日で見晴らしは最高です。







そして磨崖仏までもう少し足を伸ばし、1960年ごろに地元の彫刻家によって彫られたという巨大な弥勒菩薩尊像を初めてこの目で見ることができました。
 岩肌からそのまま浮かび上がるような姿で、近づくと想像以上の大きさ。
人の手で彫られたはずなのに、まるで最初からそこに在ったかのような存在感でした。








歩いて来た道を神武寺まで戻り、京急神武寺駅方面へ下ります。









市街地に出る直前、池子石の石切場跡へ。
以前から気になっていた場所なので、ここは外せません。
老人ホームの敷地内にあるため、受付の方に声をかけて見学させてもらいました。
内部は思っていたよりも広く、ひんやりとした空気が漂っていました。
壁面には石を切り出した跡がそのまま残り、まっすぐな溝や削り跡が幾重にも走っています。
最初は少し薄暗さに戸惑いましたが、雰囲気に慣れれば興味は尽きません。
ここから切り出された石が、どこかの建物や塀になって町を支えているのだと思うと、
山と人の暮らしが静かにつながっているように感じます。
賑やかな観光地ではありませんが、この日いちばん長く足を止めていたのは、この場所だったかもしれません。













QooQ